2011年 01月 16日
ドキドキする事やめられない~23~
書けるか!?書けるのかのか俺!?
よし、よし、何とかPC打てるまで回復しやがったか・・・。
いや~早かったね・・・。あと10年は持つ予定だったんだけども・・・。
俺の体。MY BODY。さ~こい俺の筋肉っつって。
ま~ある程度の覚悟は決めていたよ。そりゃそ~だろうよ。
どう考えても体に負担がかかるような部分でしか自分の存在意義、必然性を確認できなかったし、何よりも
「いや、マジでオメ~らとは訳が、モノが、規格が、違っっから」
と葉山の男の名に懸け笑い、関心を得る事だけに費やしてきた俺のガラスの10代、20代。
それはある日訪れるもんだった。本当に、ある日。何のきっかけも無く。
「左肩いて~なぁ・・・」
1日経過。
「何だよこの嫌~~~な痛みはぁ・・・」
2日経過。
「???前日より痛みが増してんなぁ・・・」
3日経過。
「全っっく寝れね~じゃね~か~!!!」
4日経過・・・。
「・・・。あれ、茶碗が重たい・・・。ん??左腕にほとんど力が入らない・・・」
苦笑いで腕立てをしてみる。・・・。え??1回も出来ない!?
んなぁアホな!!わしゃ「女子の膝を付いて」もしくわ「斜め懸垂」グループか!!
おそる、おそる、もう一度トライ・・・。
・・・。確実に右手だけで上げたよね今の・・状態。
一気にあふれ出す冷や汗
「穏やかじゃね~べよ!」
翌日、病院へ。
レントゲンでは異常なし。
ただあくまで骨、骨格、神経が通る穴に異常なしとのこと。
鞭打ちの人がよくやってる「それ苦しいだけじゃね~の?」の例のやつをはめられ帰宅。
さらに翌日大病院へ移され「MRI」なる宇宙ステーション的な機械とご対面。
この時点で左肩、腕の痛みは尋常じゃなく同じ姿勢を10秒と保つ事が出来ず
「人間が出来うる限りのポーズ」を数百通り数日に渡り人体実験した結果たどりついたのが
「膝をたてて、上半身をイスやらベットやらに預けて左肩の力を意識して抜く」だった。
みなさんこの宇宙ステーションへ滞在した事がありますか??
地獄とは正にあそこだ。MRI宇宙ステーションだ。
宇宙へ旅立つにあたりいくつかの確認事項を書かされる。アンケート的な。
そのうちの一つに「閉所恐怖症ではありませんか?」と。
アホかと。わしゃこう見えても葉山者、海の男、体育大卒やぞと。
こちとら男を売る稼業やっとんねんと。
ステーションに旅立つにあたりコックピットに通される。
想像はしていたが「あお向け」。
はい、はい、はい、何とか痛いけどしょうがね~わな。
まさかイスかベットに上半身あずけさせてとはいえね~わな。
と一人でボケていたのが最後の余裕。
「はい、じゃあ気をつけの姿勢でお願いします。」
「はい、頭が動かない用に固定します」
なぜか自分の顔しか見えない鏡の付いたヘッドギア.―の装着を義務付けられる。
「!!!」
「はい、体が動かない用に固定します。カチッ、カチッ。」
「を!!!!」
「はい、では20分程度なので我慢しちゃって下さい」
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
に、に、に、20ぷ~~~ん!!!
タイム、タイム、先生タイム!
「先生どうしても左肩が痛いので腕だけは動かしたいのですが?」
「そうすると画像がぶれてやり直しなのでどうしても無理ならこのブザーを鳴らして下さい。」と手の平に渡される。
「少し我慢出来るというのは、永遠に我慢が出来るという事」
日本拳法の殺し文句が俺の脳を支配した。
OK。余裕。
「先生、よく分かりました。お願いします。」
とにかく痛い。兎にも角にも痛い。
え~い、腕少しうごかしちまえ~い。
「コンッ」 「せまっ!!」
ホンの数センチ動かしただけで壁に当たった。
この自分の顔しか見えないヘッドギアーは視界による閉所の恐怖心をやわらげる物だったんか~~!!
旅立つまえのアンケートが妙~~に、ボディーブロウの様に効いて来る。
「閉所恐怖症」「お前閉所をなめてるな~?」「10センチも動けないんだそ!?」
クッ!!
「あと3分です。がんばって下さい」
神の声とは正にあの事だった。
天国と地獄を一気に体験した診察結果は
「頚椎の第6と第7の椎間板ヘルニア」
だとよ。要するに首のヘルニア持ちに俺もなっちまった訳だ。
ただ今すぐオペレベルではないので安静にしてなさいと。
「安静になんか出来ね~からみゃーさんの所に来たんだよ!」
と毒づき正月そうそうからジジババに混じってちゃっかりリハビリに通っています・・・。
あ~情けな。
ちなみにツボイも今全く同じ症状だというからうれしーじゃないの。
今年の首のヘルニアコンビから目をはなすんじゃね~っぞ!!
んじゃ、ピースでな。
今週のサンクス
ナイカMC 年賀状くれた皆さん 大慶
ICE BAHNを応援してくれている皆